10月の衆議院選挙で自民党は少数与党に転落し、石破内閣は岸田内閣のバトンを引き継ぎガタガタヨボヨボフニョフニョになってきた。(石破さんを見て話し方や行動をみてナメクジを連想すると言いあてた人がいたが、思わず笑ってしまった。) 反して国民・玉木代表は、手取りを増やすとまっとうな主張をして選挙に勝ち、引っ張りだこになっている。ただ、情けないスキャンダルで3か月間の役職停止という落ちがついた。今日本に必要なのは積極財政であることは間違いないのだが、与党にも野党にもデフレが大好きなとんだザイム××教の信者が景気を抑えようとする。
アメリカでは来年1月からトランプ第2ラウンドが始まる。良くも悪くも国際枠組みが変わるといわれる。ドイツもフランスも現政権の不安定さが目立ってきた。あのロシアはウクライナ戦争でお互いにボロボロになりシリアからも撤退した。中国は米中貿易戦争や不動産下落で経済ダダ下がり。韓国は現政権ノックダウン寸前。世界の動静は当然日本にも大きく影響する。
日本の生きる道は、イノベーションと積極財政による経済循環しかないはずで、とても海外経済に頼れないのは確かである。エネルギー課題では日本発のペロブスカイトソーラー発電素子が開発され、もっと先には核融合発電の研究が世界的に進む。実現すればエネルギー問題はほぼ解決できる。残る問題は多々あるが、食糧・水・気候変動・廃棄物等々、いずれもイノベーションが解決を手助けする。(なんか高市さんが主張していた様な・・) とにかく積極的にタネを蒔いておくべきテーマであろう。
日本の立ち位置はどうなるのか。安倍さんが生きていればと考えることがあるが、今の世界で日本のプレゼンスはどうなるのか、ナメクジのようにヌメヌメズルズルと生きて行けるとは思えない。国連が世界平和を保持できない近年、未来の地球に暗雲が湧いてきた。暗雲を吹き飛ばすような偉人連が出てくることを期待するが、来年こそ明るい未来の朝を迎えたいものだ。・・初詣の賽銭はいつもの倍の200円にするか・・しょぼいなあ。
2024年12月 三宅 仁
今アイ-コンポロジーが開発・製造している「Biofade」「i-WPC」はカーボンニュートラルを重要視した商品である。特にBiofadeはバイオマス由来度が高く生分解性が優れるという特長がある。なにか後世に残せる良い技術を作りたいという願望だけで、これまで走ってきたのだが、日本の世の中がやっと欧州の尻尾を視野に入れたところで、まさに日本の夜明けがちらっとみえたところである。早く頼りになる次のランナーにバトンを渡したいとも思う。日本人よ、夜明けだ早く起きなさい。