みゃーけさんのブログ  2020.08.01 「グリーンリカバリー」がコロナと環境を救い上げるか

小学生のころ、夏休みの宿題で毎日の天気や気温を記録していました。「今日も暑い、気温31℃が5日続いた」と書いた記憶があります。今の小学生は今日の気温は36℃とか書いているのでしょうか? とにかく近年の夏は熱帯状態になってしまいました。地球温暖化はウソだという学者や政治家もいますが、暑さで頭の回路がおかしいのかなと思います。

一方毎日新型コロナの感染者数が報道されます。PCR検査って本当に新型コロナ感染者の実数なのかなと思いネットで検索したのですが、なんだか怪しいのです。インフルエンザA型・B型を含む数種のウイルスも検出するらしいのです。これが本当に新型ウイルス感染者の数?という疑問が湧いてきました。

新型コロナが原因で不幸にも亡くなられた方の最近の人数が、3月4月頃に比べて極端に少ないのはなぜ? アメリカで亡くなられた方が非常に多いのはなぜ? 疑問がいっぱい湧いてきました。

アメリカの新型コロナが原因の死亡者数については、これは事実に近いうわさなのですが、「新型コロナ原因で死亡」と届け出ると、一人当たり1万1千ドル(115万円)の補助金が病院に出ると聞きました。そうだとすると、毎年数万人は居るといわれるインフルエンザ肺炎や球菌肺炎が原因の場合も、新型コロナが原因と届けることは心情的にも十分理解できます。

今はまだワクチンや特効薬がないので感染予防に十分注意することは必要ですが、来年の今頃にあの時の騒ぎは何だったんだろうなんて話題になればいいのですがねえ。とにかく世界中の医療関係者に感謝しつつ、新しい対抗策が早くできることを祈ります。

さて、日本では新型コロナ対策で120兆円とかの補正予算が組まれました。特別定額給付金やなんとか給付金とか、とにかくたくさんのお金が飛び交っています。今は必要なことかも知れませんが、この多額の国の借金をどうやって返済していくのか、たいへん心配しています。税金の専門家でないので表面的ですが、まずは「消費税」引き上げ、その次にいよいよ「炭素税」の新設、あからさまに炭素税といえば反対が多いので「環境税?」、本当の意味の「地球環境」も含めて「環境原因の感染症」にも適用という名目で、税金新設でしょうか? 事実ヨーロッパでは炭素税は今年から始まります。

暗い話はこれくらいにして、7月にEUでは新型コロナからの復興を目的に、なんと7,500億ユーロ(90兆円)の基金をつくることが決まりました。フォンデアライエン委員長がドイツを説得してまとめたそうですが、コロナ復興に「グリーンリカバリー」をめざすことをはっきり掲げました。つまり「地球環境問題」の解決を一方の旗印にして、コロナからの復興をめざすということです。これはSDGsやパリ協定と合致するのでEUの本気度が分かります。

日本で環境省の小泉大臣も時々「グリーンリカバリー」と発言されているようです。経産省は古い石炭火力を止めると発表しました。逆を言うと高効率の石炭火力を増やすということなのでしょうがこれは明言しませんでした。

エネルギー問題、プラスチック廃棄物処理問題等を含めたESG投資が、コロナ後の日本を救う手立てとなるのでしょうか。そうなってほしいと心から願っています。

2020年8月  三宅 仁